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  • 執筆者の写真MIwa Hamada

ボローニャ国際絵本原画展に行ってきました。

2022年、9月25日。今日は朝から晴れ。

ボローニャ国際絵本原画展の最終日。

西宮大谷美術館に行ってきました。

気になったのは展覧会場で映すビデオです。

5名の審査員のうち、

お一方はスロヴァキア在住 絵本作家の降矢ななさんでした。

降矢さんはコメントの中で

「たった5名! たった5名の審査員が入選作品を選ぶ」のだ

ということを強調されていました。


降矢さんのお言葉を解釈して、

「審査員の好みで作品の選考が左右される」

「今年選考に漏れたとしても、決してあきらめてはいけない」

ということだな、と自分なりに理解しました。


どんな公募も選ぶ人がいて、自分の好きな作品を推すのです。

私自身が審査員になったとしたら、

やっぱり好きなものを選ぶのと同じでしょう。

心を込めて創ったものに良し悪しはありませんが、

どうしても、

それが好きという人と、

嫌いという人が両方が存在してしまいます。

だから、すべての人に好かれなくてもいいのですよね。

ただ情熱とともに創り続ける人が作家なのです。




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