
MIwa Hamada
創作の心構え 2
更新日:1月15日
鷲田清一 『大事なものは見えにくい』より
「ブランドとはものづくりの変わらぬフィロソフィーのことである。何が本当に大事かをわきまえている、そういうものづくりの精神への信頼のことである。」
「ものづくりの伝承がすごい、他の誰も真似できない伝統的な技法を守っている。そんな時間の厚みがブランドにはある。流行を超越しているので、時代遅れなものにならない。時間をかけて培ってきた独特の職人の技に裏打ちされ、だからクオリティが高く、修繕も効くので、いつまでも支えて、流行に振り回されるということがない。さらには、品質を落とさないための工夫、きめ細かな修繕の用意、品質保証やアフターサービスに現れている自信と誇り、顧客を大事にする姿勢。それらがブランドの「信頼」を醸成。」
自分流をブランドに例えるならば、私よ、自分の画について、または絵本について誠実に誇りを持って取り組むことを肝に銘じておきなさい。決して使い捨ての作品にならぬよう。