
MIwa Hamada
待つこと
今朝、H社から選外の拙作が返送されてきた。
罰金でも弁償するかのように、1040円もの送料を払う。
痛いなあ、ああ、心もふところも痛いすぎる…。
でも、これはヤマトさんのせいじゃない。
全て私の実力不足。
部屋に戻り、なんでもないような顔をして、封を開ける。
ここで開けなきゃ、一生開けない。見たくない自分の作品。
気持ちは沼に突き落とされた感じ。
「なんでダメなんだろう」なんて言いながら、改めて見直すと
「そんなに悪くないやん、ええやん、イラスト。」
開き直って自分の作品への愛着は捨てない。
待つことが耐えきれなかったもう少し若かりし自分、
少し諦めの入った覚悟ができた今の自分。
人は時間の水流に流されて、岩にぶつかり心が丸くなる(のかな)。
変わらないのは未練だけ。
ようし、待つことを続けてみよう。
ここまで待ったのだから、自分の浅はかさに賭けてみよう、
と思いながら
まだ絵を描く。
絵たち、慰めてくれてありがとう ↓

「あーあ、今回も落選か。落ち込むなあ、ほんまに!」

「もう!仕方がないじゃないの。ブツブツ言わんと
ほれ、次、いってみよう!👆」

「そうさ、命続く限り、情熱を燃やすんだ!
頑張れ、老いるな!輝け、青春!」